中公叢書
文明の環境史観

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120035135
  • NDC分類 204
  • Cコード C1020

出版社内容情報

環境考古学の観点から、自然変動に起因する民族移動と文明史の関係、小氷期の気候悪化が西欧・日本の近世期に与えた影響など、環境と文明の密接な関係を、豊富な具体的事例をもとに論証する。

内容説明

大地と風土に根ざした科学的環境史研究を通して、旧来の西欧中心・人間中心史観からの脱却を提唱する。

目次

第1章 文明の環境史観
第2章 地球文明の画期と民族移動
第3章 西洋に先行した東洋の環境変動と文明の胎動
第4章 長江文明の興亡と気候変動
第5章 宗教・疫病の環境史
第6章 日本文明史の新たな構造

著者等紹介

安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程退学。理学博士。専攻、環境考古学。広島大学総合科学部助手をへて現在、国際日本文化研究センター教授。麗沢大学客員教授、フンボルト大学客員教授、京都大学大学院理学研究科教授(併任)を歴任。中日文化賞受賞
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感想・レビュー

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takao

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1万5千年前の温暖化 森林急速に拡大(ベーリング温暖期) 5千700年前 汎世界的に寒冷化・寒冷化 牧畜民が南下 (あとがき)編集者というのは「神の使い」ではないかと時々思うことがある。2016/09/25

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