北朝鮮〈2〉核の秘密都市寧辺を往く

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  • サイズ B6判/ページ数 475p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120033933
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0022

内容説明

朝鮮半島を再び業火に包ませてよいのか。著者は、北朝鮮担当官として、米朝間における初の外交文書「米朝核合意」の締結を実現させた。寧辺核処理施設の内部に立ち入り、北朝鮮の担当者と共同作業を行ったただ一人の国務省メンバーでもある。いよいよ緊迫の高まる北朝鮮の核問題に対して、修羅場の中でつかみ取った外交の真実を語る。

目次

第1章 はじめに―問題
第2章 交渉を超えて―合意された枠組みの履行
第3章 使用済み核燃料をめぐる協議―第二ラウンド 一九九五年一月
第4章 寧辺への二回目の旅―使用済み核燃料と貯蔵プールの検査
第5章 寧辺への三回目の旅―水の冷却 一九九五年六月
第6章 寧辺への四回目の旅―使用済み核燃料プロジェクト交渉の終結
第7章 寧辺への五回目の旅―水処理システムの設置 一九九五年九月
第8章 寧辺への六回目の旅―一九九五年十月
第9章 「缶詰作業」の開始
第10章 合意された枠組みの調印から二年後

著者等紹介

キノネス,ケネス[キノネス,ケネス][Quinones,C.Kenneth]
1943年、米国アリゾナ州生まれ。75年、ハーバード大学で歴史学博士号取得。タフツ大学およびトリニティ大学助教授を経て、81‐87年、駐韓米国大使館、総領事館勤務。87‐89年、国務省東アジア太平洋局勤務。90‐92年、駐日米国大使館勤務。92‐97年、国務省北朝鮮担当官。97年、国務省を退職し、米国平和研究所客員研究員。98‐99年、静岡県立大学客員研究員。98年、米国アジア財団朝鮮半島問題担当代表。99年、米国のNGO「マーシー・コー・インターナショナル」北東アジア・プロジェクト・ディレクターを経て、2002年より「インターナショナル・センター」朝鮮半島プログラム・ディレクター

伊豆見元[イズミハジメ]
1950年、東京生まれ。77年、上智大学大学院博士課程前期修了。平和・安全保障研究所主任研究員を経て、87年に静岡県立大学国際関係学部助教授、95年より同教授。この間、91‐92年、ハーバード大学客員研究員、95年、米国平和研究所客員研究員を勤める。2003年より静岡県立大学現代韓国朝鮮研究センター所長を兼任

山岡邦彦[ヤマオカクニヒコ]
1953年、広島県生まれ。78年、上智大学外国語学部卒、読売新聞社入社。外報部、ソウル特派員(84‐88年)、ニューヨーク特派員(92‐95年)、政治部、国際部、調査研究本部研究員などを経て、2000年、論説委員

山口瑞彦[ヤマグチミズヒコ]
1946年、長崎生まれ。70年、東京大学文学部西洋史学科卒。読売新聞社入社。外報部、ニューデリー・ロンドン・パリ特派員などを経て、99年から調査研究本部主任研究員
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感想・レビュー

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あーる田中一郎

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 レビューというかメモ ⇒ https://www.amazon.co.jp/北朝鮮II-ケネス・キノネス/product-reviews/4120033937/ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews2018/06/03

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