内容説明
大切なものを守れるのは自分しかいないんだ。母の形見の首飾りから始まった荒野の少女フィリエルの旅。
著者等紹介
荻原規子[オギワラノリコ]
1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。学生時代から児童文学の創作を始め、「空色勾玉」でデビュー、赤い鳥児童文学賞を受賞。著書に勾玉三部作となる「薄紅天女」(日本児童文学者協会新人賞)「白鳥異伝」、「これは王国のかぎ」(産経児童出版文化賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
123
佐竹美保さんの挿絵があることが決め手で購入しました。 挿絵のおかげで、なんとか最後まで読み切りました。 幻想小説で、文章だけで映像を構築できる人と、 挿絵の助けで読み進める人がいると思います。 私は後者です。 佐竹美保さんの挿絵の本ばかりを読みあさっています。 コミックとアニメを気に入ってから書籍の導入としている同じような傾向。かなりの文学の映像作品が先で後から小説を手にしています。2008/01/20
まりお
52
自分の血筋に隠された秘密を知り、新たな女王を巡る問題に巻き込まれる。よくある筋書きだが、フィリエルはそう一筋縄にはいかない。翻弄される所か、自ら掻き回すくらいの力ある少女だ。読んでいて爽快さもある。勿論、共にいるルーンとのやり取りも良い。共に過ごしていて分からなくなることもあるかもしれない。ただ、この2人が心から離れる事は無いのでは?そのぐらい?安定感がある。2017/07/19
万葉語り
41
2週間の出張のお供に持参したが、飲み会ばかりでなかなか読めなかった。いいことなのかわからないが、内容はファンタジー。フィリエルが学院に送られ、いじめや腐女子のアイドルになったあたりから面白くなった。2018-1022018/05/25
れいぽ
19
辺境の地で育った少女が実は王女の血を引いていて…。少女向けのザ・王道ファンタジーなのですが、めちゃくちゃ面白かったwwこれは一読の価値あり(^^)2012/08/15
すみの
18
『西の善き魔女』とあり、ファンタジーものかなと思ったらそうでもない。自分の出自を知り、否応なしに王家と関わっていく主人公の話だった。2024/07/13
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