おんなの仕種

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784120031229
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

本書は雑誌『マリ・クレール』(現、角川書店刊)の巻頭エッセイとして一九九五年の一月より一九九七年の六月まで連載したものに数本書き下しを加え、まとめたものです。

目次

眠る
くしゃみをする
鏡を見る
郵便を出す
掻く
泣く
ランチを決める
待っている
一人旅にて
立ち読み〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青豆

11
街中や電車の中で目にした女性達のランチを決める、酔う、笑う、歌うなどの様々な仕種をテーマにしたエッセイ。女性に対しての観察眼の鋭さは5人のお姉さんを持つ安西さんならではだろうか。仕種から連想され作られたストーリーは、安西さんの想像力(妄想力とも言える)とユーモアが感じられる。村上春樹のエッセイと似た雰囲気の作品。このエッセイは雑誌「マリ・クレール」に連載されてたとの事だが、ハイブランドを特集する雑誌に、こんな日常を描いたエッセイが掲載されていたというのが面白い。2014/10/10

hitsuji023

2
女性の仕種についてのエッセイ集。雑誌連載とのことで一気読みするには向かないけれど、毎日気晴らしに読むにはちょうどいい。安西水丸のユーモアが面白い。男らしさ女らしさということを段々と言わなくなってきた世の中にあって、もうそんな仕種しないような気がすると思うこともあった。2021/08/31

り~

1
図書館本にて読了。先日亡くなった安西水丸サン95年~97年にマリ・クレールに連載されたエッセイ。電車の中で、街中で、よぉ見てますわ、水丸サン(ФωФ)たまに会話仕立てに紹介されているのも、クスッと笑えたり。ご自身ご7人きょうだい末っ子で5人のお姉さんがいらっしゃるのも観察眼が鍛えられてるのかしらね。2014/04/20

amataando

1
本職のイラストみたいに、ゆるいけど芯がある油断のならない妄想本。一番共感したのは「叩く」について。2013/08/31

ちゃん

0
おじさんなのかな、ちょと古い2009/01/23

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