内容説明
玉さんのペンとクワの日々。信州の山の上の小さな農園の、明るく爽やかな風と光を感じていただければさいわいである。
目次
いずこも同じ春の曙
土をつくる日々
タオスへの旅
雨の恵み
ズッキーニ初収穫
ヴィラデスト・ブランド
村の異変
哀れな国際化
おらが蕎麦
大物ブリ正月〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
5
雑誌『旅の手帖』に連載された短編を集めた本。長野県に移り、農業を始めて10年余りの時。今はワイナリーやレストランをやっておられるが当時はまだ。 やはり天気の話題が多い。農業には天候が最大の関心事になる。それにしても忙しく、講演、展示会、研修など飛び回る毎日だ。好奇心が旺盛で何よりもそれが日々の活躍の素。 彼の大抵の本は読んできたが農業を始めてからの方が、より豊かな本が生まれているようだ。2016/05/31
れん ゆうき
1
農業は大変、当たり前のことだけど、こうも天気のことばかり気にしていると、やっぱり自然相手のことは自分を強くするよな、と思った。2009/10/09
満月-ya
0
★★★☆☆2004/10/18