日本には日本の生き方がある―歴史にまなぶ

塚本 三郎【著】

嶋中書店（1999/09発売）

• サイズ B40判／ページ数 250p／高さ 19cm
• 商品コード 9784120029394
• NDC分類 210.6
• Cコード C0031

内容説明

米・中に呑まれるな。明治維新から第二次大戦まで様々な政治局面で、時の指導者はどのように決断してきたか。成功と失敗の足跡から２１世紀への教訓を探る。

目次

第１章　日本現代史の因果（明治維新にまなぶ（外圧による維新）
生麦事件と西南戦争　ほか）
第２章　世界のなかに生きる日本の海図（負けた日本が繁栄；敵となって恩を返したソ連　ほか）
第３章　政治と経済の今日的課題（因果応報は自然の摂理；市場に背く者は、市場に背かれる　ほか）
第４章　政治と宗教（国法と仏法の使命）（法華経信仰の争い―東京都知事選；比叡山、石山本願寺を焼いた信長は仏敵か　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Akkikky]

亡き祖父が懇意にしていただいていた塚本三郎氏の著書。私自身の人格形成で祖父の思想が大きく影響していると感じている反面、自身の思想を明確に言語化が出来ず苦しい時期を過ごした。仏教や保守思想、近現代史と思想史を勉強することで徐々に思考が整理されてきた。と同時に、祖父と近かった著者の歴史観、考え方に触れることで更に確信に近いものが得られたと感じる。

2019/03/27