電撃戦〈上〉グデーリアン回想録

電撃戦〈上〉グデーリアン回想録

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  • サイズ B6判/ページ数 492p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120028823
  • NDC分類 946
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ヒトラーの下、ドイツ装甲部隊という強固かつ緻密な組織をゼロから作り上げ、ヨーロッパの歴史を変えた男、グデーリアン。組織を生かす采配と強い意志が未曾有の戦いを可能にした。

内容説明

ドイツ装甲部隊の創始者が自ら綴る電撃戦の実相。

目次

第1章 家族と生いたち
第2章 わが装甲部隊の創設
第3章 ヒトラー、権勢の頂点にたつ
第4章 破局の端緒
第5章 西方戦役
第6章 1941年、ソ連侵攻
第7章 非役時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

21
59ドイツの戦車の父グデーリアンの回顧録、戦車を主力とした機動部隊の思想はイギリスやフランスにもあったが歩兵こそ軍の主力という古い考えに凝り固まった勢力の妨害にあい中途半端な性能の戦車の製造と運用に甘んじなければならなかった。グデーリアンもそういった勢力の妨害にあいながらも模擬戦車を使った演習で可能性を示し理解者を増やしヒトラーの賛同と権力の掌握により実現に漕ぎ着けた。しかしソ連戦の初戦の成功後にモスクワを攻めるかウクライナを攻めるかで対立、冬を迎え部隊の消耗、補給不足、防寒具の不足で攻勢の限界に達し2019/04/14

ψ根無し草

6
「電撃戦」の名と並んで名高い名将グデーリアンの回顧録。第二次大戦でのヨーロッパ戦線をナチスサイドから読める資料としても貴重な一冊。今まで自伝や回顧録の類は殆ど読んだことがなかったのと、如何せん軍事と言う分野だけに専門的な話題も多く付録の資料とにらめっこしながら読む必要があったため読み切るのに苦労した。2014/03/18

Chi-ha-ru

2
「出る杭は打たれる」。同時代に機甲部隊の積極的な運用をとなえたフラーやドゴール同様、ドイツでも「電撃戦の父」グデーリアンもやはり「自動車はパンだけ運んでいればよい」とか「指揮官は地図と無線を持って後方にいるものだ」といった反発を(とくに歩兵将校から)喰らったのだなあ。2015/02/20

ポリ

1
ドイツ機甲部隊の父であり、電撃戦の生みの親であるグデーリアンの回想録。個人的には『戦車戦術が受け入れられなかった組織の中でどうやって成功させたのか』が興味深い系。2017/03/19

ナナメ

1
グデーリアンの半生と最強軍団の設立、そしてそれに伴う的確かつ意表を突く作戦に心踊ります。自信の思惑とは裏腹の命令に辛酸を舐め、苦虫を噛む思いの丈を愚痴る内容に偉大な人物を身近に感じられました。2014/02/20

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