内容説明
仮想と現実の狭間を跳躍し、自在に踊る神の道化、ニジンスキー降臨!つねに新境地に挑む高野史緒が見せる超絶技巧。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Suu.
2
昔、ニジンスキーについて書かれた特集記事を読み、とても衝撃を受けたことを覚えている。彼をモチーフにした小説ということで期待に胸を膨らませて読んでみたのだが、戯曲として描かれていた事と、苦手なSF色に最後まで馴染めずに読了してしまったことが残念だった。ただ、ニジンスキーが溺れた狂気の世界を仮想現実の中に描き出す発想と、目眩を覚えるような場面展開には脱帽したし、巻末に書かれている「ニジンスキーとユング」についての著者の見解には唸らされた。改めて、今は亡き伝説のバレエダンサーに敬服の念を感じざるを得ない。2013/03/19
黒蜜
1
面白かったです。が、前の2作に比べ、バレエのせいなのかなんなのか、今ひとつのめり込めなかった。2015/01/12
Ai
0
舞台の脚本のような展開に、ひとつのお芝居を見せてもらったよう。2017/12/19
宇宙猫
0
★★★★
暴力と破滅の運び手
0
2013/10/25
-
- 洋書
- Bright Stars




