内容説明
五十一歳にしてはじめてピアノを始めた著者。その悪戦苦闘の一年をユーモアたっぷりに描くエッセイ。
目次
なぜ、五十一にもなる男がピアノを買う決心をしたのか?
タオスの極上の朝と一万ドルの電話
肩ごしにコンピュータに見守られながら、真ん中のドをマスターする
世界最古のピアノとロックンロールの甘いインスピレーション
ジョン・グリシャム?本人に会ってきた。金持ちだ。賭けてもいい、彼はピアノを弾けない
湿気のお化けの襲撃とソングライターがミリオンセラーを生み出す瞬間
『ミスティ』を覚えるよりもカンザスに蛍を一匹飛ばすほうが簡単に違いない〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひと
9
『ヤクザときどきピアノ』で紹介されていて探したもの。NPRパーソナリティの著者がNYのスタインウェイでピアノ選びをするところから始まる。ピアノを弾けるようになることばかり気にしていたけれど、アコースティックピアノの音色への興味が高まった。いつか、アップライトでいいから調律が必要なピアノを手に入れてみたい。51歳の著者の1年間のチャレンジだが、仕事柄ピアニストとの接点があったり、全くの素人ではなく子供のときに習ってもいたようで、条件が違うじゃないかと少し嫉妬。ピアノとは自分なりのペースで付き合っていきたい。2024/01/14
梅干し夫人
1
これを読んでトロイメライを練習した。