内容説明
友情と同志愛から抗争と敵対に至る二人の関係はフランスの国運を賭けた革命と戦争と平和をめぐる外交思想の対立であり、天才的軍人政治家と思想家外交官の人間ドラマだった。
目次
第９章 大陸の封鎖と支配
第１０章 平和のための反逆
第１１章 大帝国の矛盾と破綻
第１２章 ヨーロッパの平和の条件
第１３章 ナポレオン帝国の崩壊
第１４章 ヨーロッパ百年の平和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takahito Katou
1
今ではほぼ評価が定まっているナポレオンとは違って、 タレイランのそれは人によって善悪の幅が広くて興味深かった。 本書の著者はかなりの高評価寄りだけど、 悪事を書き切っていなかったのがちょっと不満。 それにしても18、19世紀のフランスは面白い。2016/10/17
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