内容説明
パンク中枢を刺激し現実にフィード・バックする実践的言語論。アタマとカラダの回路をロックする既成の言語=観念に縛られた不愉快な現実をひっくり返す「実践機能」つき言語と脳味噌とは。
目次
唯物論的ならず者
ゴーゴリ、パンクス文学の始祖
カフカ、アンダーグラウンドの動物
村山槐多のまっすぐと直角
志賀直哉の巻
ジャンクの守護天使、井伏鱒二
大拙はぼくらの友達
「人造的自然人」の思想―柄谷行人の『探究2』について
ライヒ、アンチ・オイディプス(ただしローファイ・バージョン)
修業者の言語―中原中也試論