高坂正堯外交評論集―日本の進路と歴史の教訓

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高坂正堯外交評論集―日本の進路と歴史の教訓

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  • サイズ B6判/ページ数 461p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120025938
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C0031

内容説明

生きた理論、文明史の発想。理論と政策の双方で比類なかった英知、歴史の造詣に裏打ちされた国際感覚、激動の年月を正確に予見した知力。二十五年間の集大成、精選19篇。

目次

1970年代(自立への欲求と孤立化の危険―1970年代の日本の課題;70年代の日米関係を考える;2つの戦争、2つの頂上会談 ほか)
1980年代(再燃した米ソ対決の見落とせぬ性格;対ソ連・三つの行動原則;ヤルタ体制40年―日本外交の基軸はどう変わる ほか)
1990年代(冷戦後の国力の性質;冷戦後の新世界秩序と日本の「貢献」;日本が衰亡しないために ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denken

0
未来を予測することって難しいな。2010/04/23

TTK

0
すっきりとした立場をとりたいという誘惑は常に存在する。しかし、われわれはそのような誘惑に屈してはならない。ここでわれわれは、戦後の日本がきわめて小さい選択の幅の中で最善を尽くしながら、いつの間にか基本原理を作ってきたことを思い出さなければならない。つまり、われわれの最大の特徴はプラグマティックであったということである。そしてプラグマティズムは、自分の業績を崇拝するという落とし穴に陥らず、しかも明快な原理がない苦しみに負けない精神的な強靭さを持つ限り、きわめて有効な基本原理なのである。p.228 2023/05/13

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