内容説明
「革命が勝利するか、われわれ全員が死ぬかだ」1792年王政は廃止され、テュイルリー宮殿正面のギロチンはフル回転。国王処刑後、ロペスピエールらジャコバン派独裁の下で〈正義〉の大殺戮が繰り返される。王権の継承者たる市民が恐怖を経験する様を緻密に描く。
目次
第14章 『ラ・マルセイエーズ』―一七九一年九月~一七九二年八月
第15章 汚れた血―一七九二年八月~一七九三年一月
第16章 人民の敵か―一七九三年冬~春
第17章 「恐怖政治は緊急の課題である」―一七九三年六月~革命暦二年霜月(一七九三年十二月)
第18章 卑劣の政治
第19章 千年王国説―一七九四年四月~七月
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- 和書
- 満ちる恩