内容説明
生地ザルツブルクの当時の様子、コンサート・ライフ、作曲方法などのあらゆる角度からモーツァルトの諸相を検証する画期的な論考集。
目次
モーツァルト像の過去と現在―モーツァルト没後200年に寄せて
モーツァルトと警鐘
モーツァルト時代のザルツブルク
モーツァルト時代のヴィーンのコンサート・ライフ
モーツァルトの教会作品に認められるザルツブルクの教会音楽の影響
若きモーツァルトのイタリア・オペラ
モーツァルトとロマン的危機
モーツァルトの〈ハイドン四重奏曲〉
ジュピター交響曲―その主題および旋律的連繋に関する研究
モーツァルトの作曲方法―〈フィガロの結婚〉の自筆楽譜考察
批評的分析と演奏―モーツァルトのイ長調ピアノ・ソナタの主題
モーツァルトの作品におけるデモーニッシュな要素
モーツァルトの〈レクイエム〉をめぐって―作品の真正性に関する予備的考察
モーツァルト研究史年表



