反古典の政治経済学 〈上〉 進歩史観の黄昏

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784120021367
  • NDC分類 331
  • Cコード C0030

内容説明

冷戦型・勢力均衡型の枠組みを超える政治学、国際関係論は何か。古典的自由主義を前提する現代経済学の突破口はどこか。社会・人文科学の痛念、経済発展論の常識への根本批判。

目次

第1章 思想の解体する時
第2章 産業化からトランス産業化へ
第3章 ナショナリズムとトランスナショナリズム
第4章 覇権安定性の理論―経済的自由主義とナショナリズムの折衷
第5章 古典的観念の終焉
第6章 イギリスという古典例の再解剖

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

5
この本は上下に分かれていて、上巻は非常に思想的な考え方を中心に据えてマルクス経済史観を批判的に論じています。どちらかというと歴史を振り返ることによっての分析が中心です。国際的な視点からもかなり議論をしていて分野としては題名通りの政治経済学的な観点が中心となっています。注釈も多くかなり読み通すのに辛抱がいり、結構頭の体操になりました。2013/09/20

Mealla

4
本書は、マルクス主義の進歩史観と新古典派経済学の抽象的な前提に基づく理論=経済自由主義の双方を論難し、産業化と国民国家化という問題構成によって資本主義を把握しようとする。いち早くこの2つのプロセスが進行したイギリスにキャッチアップするために求められたのは「開発主義」の政治経済学であり、それは産業化の結果として民主化が発生するプロセスであった。絶対主義の重商主義(重工主義)は開発主義的政策を行い、国民国家の市場(消費社会)を創出する機能を果たした。この時期に国家を指した「コモンウェルス」は富の共有を意味した2022/07/04

ELW

1
 買った経緯も忘れた積読本だが、ナショナリズムとトランスナショナリズム、資本主義と民主主義も箇所は面白かった。何がご専門の人かと興味深かった。伊藤元重みたいな東大教授よりもよっぽど価値があると思う。2016/10/27

挙党協

0
冷戦体制崩壊後の空気が基調にあり、現在では「なぜこんなことを言うのだろう」とさえ思われるような部分もないではない。が、幅広い論点を扱い、今こそ読まれるべきところもまた多い。政治と経済のかかわり合いへの怜悧な分析が興味深かった。2017/07/22

福島雄一

0
言葉の意味の再定義や思考のアウトラインを 鮮やかに提示してくれる人文知の俯瞰図2015/09/23

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