内容説明
「日本=集団主義、西欧=個人主義」の通念に反論、日本文化の普遍性を論証して、文化大国への方途を示す。昭和史70年の知的意味を考察し、1980年代を「透明な停滞の時代」と名付ける。
目次
日本文化の世界性―柔らかい個人主義の系譜(文化論の落とし穴;日本文化の主流;表現する個人;イエ社会と間人の理論;近代化と日本論の歪み)
あらためて個人主義とは何か(文化と個別化の原理;社交と「社会化」の原理)
「インテリ」の盛衰―昭和の知的社会(第二世代の近代知識人;知的社会の三層構造;知的階層化と社会;知的社会と戦争;インテリの消滅)
おんりい・いえすたでい’70s~’80s―透明な停滞期(中心の分散;個別化の進行と充実;透明な停滞の時代)
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