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内容説明
私はミス・ミナコ・サイトウ。ヨーロッパの上流社会ではよく知られた名前です。18歳でロンドン大学のチェルシー・カレッジに留学し、フィレンツェで美術史を学んだ8年間、私がどのようにしてヨーロッパのハイライフを体験したかをお話しましょう。私にネイティヴ・イングリッシュを特訓してくれたロンドンの友人。音楽のように美しいイタリア語を教えてくれたフィレンツェの友。幼い冒険や淡い恋―。私の青春はヨーロッパとともにありました。友人たちが示してくれた深い友情、トラディショナルな英知、それは私の最も貴重な財産です。
目次
1 小さな芽ばえ
2 チェルシーの夏の終り
3 女友達
4 カレッジの午後
5 ロールス・ロイスの日々
6 ソニアとゾィリーとらくだの王子
7 たいくつな夜
8 カジノの夜景
9 ボーイス・イン・ロンドン
10 グッバイ・ティーン
11 自分を探して
12 寒いお話
13 テヘラン珍道中
14 イタリア大好き
15 運転免許の話
16 ハンティングと栗の声
17 シャンパン島とうつぼ島
18 ラ・ファミリア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソバージュ
6
図書館本。イギリス・イタリアに留学しながら10年間ヨーロッパで過ごした日々について書かれている。若い頃憧れを抱いて夢中で読んだ記憶があり、ふと再読したくなった。本の影響で既に美白ブームの頃だったが真っ黒に日焼けしていた数年のつけが今に至り苦笑してしまう。色々パッシングもあり若くして亡くなられた著者ですが、雲の上のようなセレブな方々のきらびやかで意気揚々とした青春期の日々は、何十年経った今でも高揚感を持って楽しく読めました。2023/04/11
池田秀太郎
1
今は亡き斎藤澪奈子女史の処女作。 ほのぼのするストーリーも多くて予想外によかったです。 景気が良い頃に発売されたので、 欧州ならではの、リッチな話も多くされていますが、 一番良かった章はベビーシッターをした時の話。 本当の彼女は何よりも子供を愛していた人だったのね と改めて思いました。
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