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内容説明
ここ数年来、海外にオペラを求めて飛ぶ日本人がますます増加し、その質も急速に高度化している。バイロイト、ミュンヘン、東京と世界に広がるオペラ体験の蓄積をそそいで、奥深い悦楽へと誘う、愛好家待望の本格歌劇論。
目次
第1部 オペラの時間(今、なぜ、ドン・ジョバンニか;オペラ・オテッロの憂鬱;ビゼーからベルクへ―『カルメン』とその末裔たち;間奏曲 ヨーロッパの歌劇場・その1―東京引越公演を観る;ヴァーグナー百年紀行―バイロイト通信1983;“演出の時代”のヴァーグナー―ナチまで登場したリング・スキャンダル;『ニーベルングの指環』の意味するもの―ミュンヘンの新演出を中心にサヴァリッシュ氏と語りあう;ベルリン・ドイツ・オペラの“トンネル・リング”―総監督ゲッツ・フリードリヒ・インタビュー;間奏曲 ヨーロッパの歌劇場・その2―東京のリヒャルト・シュトラウス;『ヴォツェック』2題―日本語上演によせて;『ルル』試論―戯曲から歌劇へ;歌劇『ルル』―表現主義音楽の額縁)
第2部 バレエの時間(音概と舞踊;ベジャールからモーツァルトへ―オペラを越えたバレエ『魔笛』;『魔笛』のよびかけを聞く;ノイマイヤーの豊かな舞踊言語;ノイマイヤー、『マタイ受難曲』を踊る)
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