内容説明
世界最大の秘密結社の実態。国際的大事件や陰謀が発覚するたびに噂にのぼる秘密組織の内幕と社会への影響を、気鋭のジャーナリストが多数のメンバーに直接取材して明かるみに出した衝撃のインサイド・レポート。
目次
第1部 フリーメーソンとは何か
第2部 警察
第3部 インサイド・インフォメーション
第4部 法曹界
第5部 バッキンガム宮殿からヴァチカンまで
第6部 KGBコネクション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovejoy
0
★★★2020/01/29
NyanNyanShinji
0
ベルクの歌劇『ヴォツェック』の第二幕で頭のおかしくなりかけた主人公が「これはフリーメイソンの仕業だ」とセリフを吐く。具体的にどうヤバいのかわからない。1980代に書かれた本書では、そのフリーメイソンの歴史から、その勢力の強いイギリスでの事例が紹介される。警察、法曹界、宗教と。どうやら名乗り合わずとも握手や仕草、言葉でそうと互いに分かりあうらしく、それが出世や起訴や判決に影響すると。少々だるさを感じながら読み進めると最終章でイタリアのP2事件の話以降でほんとにヤバかった。どうか知りたい人は是非ご自身の目で!2023/09/30
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