出版社内容情報
円地文子/訳 竹下景子/朗読
平安文学の最高峰「源氏物語」を現代語で訳した円地文子畢生の大作を朗読。
【花宴】紫宸殿の桜の宴が催された日の夜、藤壺との逢瀬を求めて御殿をさまよい歩いていた源氏は、たまたま戸口の開いていた弘徽殿の細殿に忍び入り、「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさむ女と契ってしまう。【葵】賀茂の祭の御禊の日、行列に供奉する源氏の姿を一目見ようと出かけた六条の御息所は、葵の上の一行と車の場所をめぐって争いを起こしてしまう。以来、御息所の恨みは止まず煩悶のあまりとうとう生霊となって葵の上にとり憑いてしまった。
発行形態:新潮CD
判型:[3CD]170分
ISBN:978-4-10-830237-2
C-CODE:0893
発売日:2010/06/25
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- 和書
- ナースの表現技能