出版社内容情報
太宰治/原作 仲代達矢/朗読
衝撃的な自殺の前に書かれた太宰文学の終着点というべき名作。
虚無、彷徨、そして絶望……衝撃的な自殺の前に書かれた、太宰文学の終着点ともいえる作品。
発行形態:新潮CD
判型: [2CD]125分
ISBN:978-4-10-830048-4
発売日:2001/01/20
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
newman
8
書き出しの「その男の三葉の写真」の書きぶりが気持ち悪くて何度挑戦しても読み進めなかったのですが、仲代さんのCDで聞き通しました。結果、仲代さんはものすごい人だと思いましたが、残念ながら聞かなければ良かったという作品でした。何とつまらない人生を送った人なのでしょう。文学史に詳しいわけではないのですがこういう人が受けた時代があったようにも思います。太宰治が大好きという人の気持ちが全く理解できませんでした。作品全体に漂う虚無感のようなものに、太宰と同じように感じる人がいるということなのでしょうか?分かりません。2019/06/24
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