出版社内容情報
地図と列車年表で知る炭鉱鉄道から多彩豪華特急・九州新幹線まで。
昭和17年の関門トンネル開通以来、九州は豪華寝台列車がめざす場所として、鉄道ファン憧憬の地であった。筑豊で石炭の匂いを嗅ぐもよし、阿蘇の雄大な風景を見るもよし、日南海岸の熱風に晒されるのもよし、車窓だけでも満喫できる。さらにＪＲ化後外観も内装も素敵な車両で楽しさが増す。過去から現在につながる線路。地図と列車年表で知る南国鉄道の魅力。
感想・レビュー
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こざる
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（12号通しての感想）らいでん、ときわ、比叡、大社、さんべ、出島等々、お世話になった列車、18きっぷでは乗れず羨望のまなざしで見送るしかなかった列車をひとつひとつ思い出しながら列車年表を味わった。ノスタルジーと言われればそれまでだが、これら地域色を丸出しにした急行群の記録は、地方に独自性が濃厚に残っていた時代の史料でもある。急行はすでに壊滅状態だが、快速に形を変えてそこそこ存続しているという視点を得られたのは収穫。シリーズ中2回挿入された（首都圏私鉄・関西私鉄）、原武史氏のニュータウンを巡る考察も秀逸。2011/05/13
