出版社内容情報
経営難の恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員として入社した、須磨すずめ。セントロサウルス・梅子の手術を終え、角竜班から翼竜班の研修へ――。独特の雰囲気を持つ風月と距離を縮めようとするすずめだが、ひょんなことからベンケイに会いに行くことに……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃむこ@読メ13年生
7
恐竜園「江の島ディノランド」の新人飼育員・すずめの成長記(奮闘記)も6巻目。セントロサウルス・梅子の脚関節の腫瘍除去手術は無事終了。脚を切断せずに済んでよかった。手術の成功を見届けたすずめは、角竜班から翼竜班の研修へ。翼竜種も「プテラノドン」くらいしか知らなかったので、興味深かった。2024/07/12
かなっち
4
経営難の恐竜園「江の島ディノランド」で働く、新人飼育員の奮闘を描いたお仕事&恐竜物語第6巻。恐竜という今は存在しない生き物を題材にしていますが、毎回リアリティに溢れていて、本当にこの恐竜園が実在しそうでワクワクするのです。骨肉腫を発症したセントロサウルスの治療には自分の骨を使った骨移植に感心し、翼に穴が開いたプテロダウストロでは根気を見せたエサやりに感動して。そして、以前お世話したベンケイが覚えていたのも、涙腺が刺激されました。何より、海堂さんの飼育員への情熱が気持ち良く、次巻が既に楽しみになりますね。2024/07/18
Tkc Knk
2
【☆☆+】【次も買う】【2024年】 今更ながらに恐竜の生態に実に説得力がある。2024/07/13
gachin
1
恐竜と自分だけがその場に存在してるような感覚、動物が彼らの環世界/身体性でヒトと接してる感じがものすごく上手い。涙が出る。生理学的な“書き込み”が凄い。静かで熱い物語だったり、ゴリゴリの(獣)医学がベースになってたりで、SF的な楽しさってこういう感じだよねと思い出す。ぜひ続いてほしいマンガ。2024/08/19
すん
0
★★★★☆2024/12/18