出版社内容情報
経営難の恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員として入社した、須磨すずめ。同い年の班長・片瀬との衝突もありつつ、シチパチとピナコサウルスの混合飼育に成功する。そして、花梨とマサルの待つ角竜班へ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
経営難の恐竜園「江の島ディノランド」の、新人飼育員の奮闘を描いたお仕事&恐竜物語第5巻。恐竜という今は存在しない生き物を題材にしていますが、毎回リアリティに溢れていて、本当にこの恐竜園が実在しそうでワクワクするのです。今巻は、恐竜のダイエットに繁殖問題からの癌による足切除…と、動物と遜色のない細かい描写が面白くて感心しまくりでした。かと思えば、飼育員になりたい子供の話では、夢いっぱいなエピソードにホッコリして。意見がぶつかっちゃう人間関係ではショッパイ気持ちになったりもしますが、既に次巻が楽しみです!!2023/12/23
takumi
1
ここまで纏め読み。 恐竜についてよく調べてられていて恐竜がホントに生きているような気がしてきますが、その上で物語としてはありがちで内容薄め。2024/02/25
Tkc Knk
1
【☆☆+】【次も買う】【2023年】2023/12/18
gachin
0
人は神様ではないので、動物の現場では人は不可避的/原罪的に間違える。上手くいった案件でも正解であることが確定するものはない。それでも人はシニシズムやペシミズムに流されず、諦めずに“正解”という到達不可能点にロックオンし続けて動物と向き合う。そのような、力への意志が体幹の一部となっているロマンチストを、動物従事者と呼ぶんだと思う。研究者とは違うタイプの超人が理解できるようになったのは、人生の財産だと思ってる。2024/08/19
ランディ
0
5巻まで大人買いしてしまった。近年の研究に基づいて小型獣脚類はモフモフ。ヒナがかわいい。あと、江の島行きたくなる。監修の人によるコラムも興味深いのだが、素人には文字だけで理解しろと言われてもきつい。文字が小さいのもきつい。2024/08/10