出版社内容情報
アパルトマンの大家・カトリーヌの誕生日を祝うため、ジルベールたち住民はパーティを計画する。ケーキを作るため、パティシエのディミトリに習うジルベール。エルザも参加してお菓子作りをしていくなかで、気づいた製菓と料理の違いとは!? そして、パーティ当日、ケーキを振舞うジルベールに、カトリーヌが過去を語る。“アパルトマンと引き換えに実家と縁切りした”その真相は――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
17
一巻を読んだ時は、お仕事漫画&人間関係下手主人公の飛躍的成長かーダリー。フランス舞台で、主人公ヘタレフランス人?? なんで!と思っていたけど、今は読んで良かった♪ 主人公の成長は間違いないけど、無理がないので読んでいて気持ちいい。料理人漫画っていうと、ライバルシェフや無茶振り客、食材がらみの変なピンチ…と言うイメージだけど、そういう派手な演出がないのに、成長するのよー。他の登場人物一人一人のドラマも丁寧に描かれているし。でも、ドラマ化は危険。フランスロケ無理だろうし、日本を舞台にアレンジとか許せないし。 2023/01/13
葉鳥
9
「僕はでっかい女の子が好きだな」アベルそれは狡いよ!とバタバタしてしまった。アキオの近付く帰国の時。カトリーヌの若かりし頃の話。2023/08/11
おーすが
7
巻を重ねるごと面白くなっていく。大きな出来事より、小さな出来事を重奏的に描く才能。愛すべきジルのお菓子作り、オペラの描写で笑ってしまった。ほっこり。ゴミ? いやいや、端っこ食べたい。一話目のタルタルステーキも美味しそう。カトリーヌの過去話はもちろん、新入り君の話にも心打たれる。2023/08/18
せの
6
有名絵画のパロディ絵がどれもユーモラスでハマってて好き! 今作はホラー映画とアキオの帰国を匂わせる空気感とカトリーヌの過去とお菓子作りと。ジョゼフの話大好き!15歳の未熟だけど夢いっぱいの青年目線で見る。ジルベール。ジルベールにスポットライトが当たる話がやっぱり好き。相変わらずマルコと仲良しでにこにこ2022/07/22
pugyu
5
ホラー映画好きって普通の映画ファンより特殊ね。マンションの住人たちが幅広い趣味を持っているおかげで、ジルベールの見識が広がる。大家のカトリーヌの誕生会。みんなのプレゼントが素敵。「誰かからもらった幸せをまたほかの誰かへ譲る」カトリーヌは親から受け取ったものを若いアーティストたちに少しづつ譲っているんだね。2023/09/27
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