出版社内容情報
園場が放浪から戻ってきたヘブンズドア。スタッフたちは、一人ずつ長期休みを取ることになるが……。第18巻は稀代の悪女編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
47
この巻は御奴さんの婚活(相手が何気にマスター似なのが・・・)とともに悪女達がご来店・・・エリザベート・バートリーはともかく、北条政子も悪女(そんなイメージはなかった)? そのため作者がなんで彼女達を選んだのかというだけでも興味深い一冊。話としてはネロの母親と現代の教育虐待との絡め方が好き(でもまあ、そんな簡単には・・・)。料理としてはその回と、西太后の回が気になる(西太后回の料理作ってみたいと思ってたから)。とりあえず自動車の4コマのオチに笑う。上手くいくといいよね、婚活。ラストの台詞、かっこいいし。2021/11/10
しぇん
13
今回は悪女中心。有名どころ多め。ラプスーチンだけ頻繁に来るのは何故なのか?とか思いつつ読了。西太后とか凄く有名だけどあんまり、何やったのか知らないなと。あと、婚活があっさり成功してましたが、コンサルの見る目が流石だったのか2024/07/26
かなっち
8
今回は、世間を震撼させた悪女と言われた女性編です。真実は分かりませんが、男性にも屈しない強い性格というのは分かりました。男尊女卑の強い昔だったら尚のこと、怖いと思われたのかもしれませんね。それにしても…、西太后とお見合いしたのは後にも先にもただ一人、御奴さんの未来の旦那様(笑)?2022/02/10
氷犬
7
今回のテーマは悪女と言われた女達。清朝の西太后、ローマ皇帝ネロの母ユリア・アグリッピナ、鎌倉の尼将軍北条政子、血の伯爵夫人バートリ・エルジェーベト、そしてナポレオンの最初の妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ。今回の裏テーマは御奴さんの婚活で、様々な女の色々な愛の形が描かれます。マッチングの相手はどことなく性格が園場に似ている塾講師・樋上募(ひかみ つのる)。そして千恵ちゃんも、級友が波平君とくっつけようと画策し始めて…。地味にラスプーチン3度目の登場もあります。ということは、これが最後になるのでしょうかね。2022/01/08
もだんたいむす
7
御奴さんのお相手はなんか想像通りでしたな。さて、主人公はどうなることやら。2022/01/04