出版社内容情報
令和X年、海底地すべりによる大津波が太平洋で発生。しかしそれは、新たに始まる厄災の序章に過ぎなかった。怪獣は現れたが、ヒーローはいない。人類は己の力のみで平和を勝ち取る事ができるか――!? 自衛隊による駆逐作戦が始動するなか、救命艇に閉じ込められてしまうこのえたち。一刻を争う事態に、国家が導き出した結論は。その行き着く先は――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
67
ポセイドン・アドベンチャーに出てきた様なおばあちゃんと危機を乗り越え強き意志を持った少年、このみが讃えた『富岳』に乗船していた人々。災害や感染症の苦しみの中、自分も含め皆が皆そうであれば良いと、いや、皆が皆そうであらねばならないと、思ってしまう次第でした。そして更に思うのです。「日本は、人間は、まだまだ捨てたもんじゃない!」と、この漫画はエールを送ってくれているのだと。2021/04/20
bluemint
17
何とここからがスタートなんだね。組織ができ人が集まると派閥ができる。防衛省内部でも。相変わらず主人公たち女性のロリータ顔に馴染めない。2023/08/05
アキ
13
防衛省内に『特殊災害対策室(TaPs)』が新設されるきっかけに過ぎなかった既刊2巻分にわたっての怪獣との攻防。タイトルの「怪獣自衛隊」は、TaPs(タップス)の通称だったことを知った第3巻。何より驚き、戦慄するのは「捕食の連鎖」から押し出される恰好で、深海から生物が突如として現れたと推測することも可能なこと!? すでに対峙している巨大生物でも人類にとってはもう充分に強大で凶悪なのに…。エピローグはこの3巻で終わり、いよいよ本格的な戦いが始まる予感…!!2021/04/22
どんぐり@京都の何処かで
12
★★★★☆2022/02/28
らなん
10
面白かった。怪獣というか、巨大生物の調査結果は、今だ未知状態だが、国境を越えて撃退中。親に続き、子怪獣の脅威が迫る。2021/04/15