出版社内容情報
かつて、日本には破天荒で魅力に溢れたスターがいた! 昭和の芸能界に風雲を巻き起こした異端の巨星「勝新太郎」の真実の姿を描いたドキュメンタリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きつねうどんそっくりおじさん・寺
43
もう…こんなの面白いに決まっている。漫画勝新太郎物語。描くのは『ブラック・ジャック創作秘話』の吉本浩二。関係者にエピソードを取材し、それを漫画にするというもの。吉本浩二の絵は独特ながら暖かみがある。似顔もそっくりで、中村玉緒や原田美枝子が凄く可愛い。映画スタッフや春日太一にも取材。驚いたのは篠山紀信に取材した勝新と世界的画家・バルデュスとの友情。バルデュス未亡人にも取材。勝新の大ファンだったバルデュスが、保釈中の勝新を自宅に招きたくて、自国スイスの外務大臣にゴテたとは!。月並みだが『座頭市』が観たくなる。2016/05/31
珈琲は深煎りで
12
吉本浩二さんの作品は、ブラックジャック創作秘話につづいて2作目。彼の漫画はめちゃくちゃ癖があるので、すぐに覚えてしまった。見せ方とか、ほとんど同じなんだけど、全部ノンフィクションだからずっしりと重みがのっかってこう、こっちにグワッとくるんだよねぇ。2014/11/06
金目
4
仕込み杖だと思ってたらフィルムか、この表紙。勝新に関するインタビュー集みたいな感じ。ついこないだ読んだ「天才勝新太郎」の春日太一も出てきてびっくり。妻の中村玉緒や画家のバステュス、女優原田美枝子らのエピソードが、本当に楽しそうで切なくなる。「天才ではなかった」って春日太一の発言にはゾクゾクしちゃうなぁ2016/01/20
RHINO
4
勝新は天才じゃなくキチガイだったんだなと改めて2014/10/09
くーぱー
4
『ブラックジャック創作秘話』の作者による勝新太郎トリビュート漫画。『ブラック〜』が手塚の“ぐう畜”エピソード満載なのに対し、こちらはカツシンの“ぐう聖”エピソードばかりなのが対照的で興味深い。2014/09/10
-
- 電子書籍
- 英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び…




