内容説明
教授の椅子をめぐる虚々実々の闘い!財前助教授は教授選を勝ち抜くべく、あらゆる術策を駆使する…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
山崎豊子全集(全23巻)完読プロジェクト第六~八弾は、『白い巨塔』全三巻です。内容はある程度知っているものの、本作品は初読です。魑魅魍魎が跋扈する大学医学の物語、まずは開幕です。大ベストセラーになっただけあって、ドロドロ面白い!続いて二巻へ。トータルの感想は全三巻読了後に。2017/09/14
みかりん
9
ドラマはじっくりとは見た事なくて だいたいのあらすじがわかる程度だったので。本当に大学病院の教授選って 派閥や損得勘定や好き嫌いで決まるものなのか。同窓会の役員とか関係ない人が地位や金を約束してなんて…。大学病院不信になりそうですね。2019/03/12
くまんちゅ
8
ドラマも見たし、いまさらという感もしますが読んでみました。大学病院を舞台にした話ですが、教授選挙がメインになっているのでまるで選挙の小説を読んでいるよう。財前や東をはじめとした一筋縄ではいかない面々が虚々実々の駆け引きを繰り広げる。しかし、時折見せる気弱さが彼らの人間臭さを感じさせる。なんだかんだいって一番うまく立ち回ったのは野坂教授かも。2010/11/18
ぴぃ
3
最近TVで放送されてたのを、たまに観てて、そう言えば原作を読んだ事無かったな~と思い手に取りました。財前教授は原作のイメージとは違うけど、岡田君の演技も良かったと思う。(二)に突入。2019/07/01
くろまて
3
財前が策を練ったと言うより、周りの人間が奔走している印象2009/04/09