出版社内容情報
読みやすい! わかる! 好評シリーズが装いを新たに。古語辞典は不要です!
大晦日に借金取りと町人たちのあいだで繰りひろげられる奇想天外なやりとり。鋭い人間観察の眼が冴える西鶴晩年の傑作短編集。
目次
凡例
巻一
序
目録
一 問屋の寛闊女
二 長刀はむかしの鞘
三 伊勢海老は春のもみぢ
四 鼠の文づかひ
巻二
目録
一 銀壱匁の講中
二 訛言も只はきかぬ宿
三 尤も始末の異見
四 門柱も皆かりの世
巻三
目録
一 都のかほ見せ芝居
二 年の内の餅ばなは詠め
三 小判は寐姿の夢
四 神さへ御目違ひ
巻四
目録
一 闇の夜のわる口
二 奈良の庭竈
三 亭主の入替り
四 長崎の餅柱
巻五
目録
一 つまりての夜市
二 才覚のぢくすだれ
三 平太郎殿
四 長久の江戸棚
解説
付録 西鶴略年表
内容説明
大晦日に借金取りと町人たちのあいだで繰りひろげられる奇想天外なやりとり。鋭い人間観察の眼が冴える西鶴晩年の傑作短編集。
目次
巻一(問屋の寛闊女;長刀はむかしの鞘 ほか)
巻二(銀壱匁の講中;訛言も只はきかぬ宿 ほか)
巻三(都の〓見せ芝居;年の内の餅ばなは詠め ほか)
巻四(闇の夜のわる口;奈良の庭竃 ほか)
巻五(つまりての夜市;才覚のぢくすだれ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
7
小商いや町人、貧民たちの年の瀬の情景が描かれて、読みながら胸が詰まる思い。長屋に住む浪人のおかみさんが質種に持って行った鞘を全くくだらないと言われ、金貸が武士のプライドに傷つけたと喚く声。売り掛けの回収に回る手代が回収不能とババする話。京都の掛売り掛け買いする小商い長崎で一攫千金を目論んだら、長崎商人は現金売り買いで決算し、人を儲けさすような利子払いはしないものの考え方。財を築く現実眼の違い。元禄時代はクレジット払いが一般的で、それで計画のない生活がどれだけ大変だったことか。本当に胸が締め付けられた。2026/03/14
狐狸窟彦兵衛
1
大晦日に金策に走る人々のあたふたぶりを描く。五巻に4章ありますが、それぞれにまたエピソードがあるので、喜劇「ゆく年くる年」のオムニバス脚本のようです。元禄期の人々の暮らしぶりが分かって興味深い。現代にも通じる人情、倫理観も面白かった。2023/10/03
-
- 電子書籍
- 知的生産力




