出版社内容情報
七歳からの五十四年間に交わった女性三七四二人、少年七二五人。世之介の悪所遍歴一代記を描く西鶴の小説処女作『好色一代男』。
内容説明
愛を交わした女性三七四二人、少年七二五人。五十四年間にわたる世之介の悪所遍歴一代記。大評判をとった西鶴の処女小説。
目次
巻1(けした所が恋のはじまり;はづかしながら文言葉 ほか)
巻2(はにふの寝道具;髪きりても捨てられぬ世 ほか)
巻3(恋のすて銀;袖の海の肴売 ほか)
巻4(因果の関守;形見の水櫛 ほか)
巻5(後は様つけて呼ぶ;ねがひの〓餅 ほか)
巻6(喰ひさして袖の橘;身は火にくばるとも ほか)
巻7(その面影は雪むかし;末社らく遊び ほか)
巻8(らく寝の車;情のかけろく ほか)