出版社内容情報
読みやすい! わかる! 好評シリーズが装いを新たに。古語辞典は不要です!
月と花を友としてひとり山河をさすらう人生詩人、西行――深い内省にささえられたその歌は祈りにも似た魂の表白。千五百首に平明な訳注を付した待望の書。
目次
凡例
山家集 上
春
夏
秋
冬
山家集 中
恋
雑
山家集 下
雑
恋百十首
雑
百首
解説
付録
校訂補記
西行関係略年表
和歌初句索引
内容説明
花と月をこよなく愛し、旅にひとりさすらう。和歌の独自の境地を極め、ときには痛切な恋の歌を詠む。生得の歌人と賞賛された西行の千五百首。