内容説明
「浦島太郎」「一寸法師」など、お伽ばなしの原点『お伽草子』、イソップ物語の日本初訳『伊曽保物語』―。人と、霊鬼妖怪・神仏が渾然としていた中世の物語世界。
目次
佳き昔の、おおらかな世界
お伽草子の時代(お伽草子の環境;物語の変貌)
伊曽保物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maekoo
7
七十一番職人歌合を見れば解る様に庶民と貴族や武士との文化的垣根が薄く其々の良さが融合しことば文化が発展した室町時代に、今昔物語や古今著聞集・堤中納言物語・宇治拾遺物語・平家物語・往生要集等々の様々なエピソードや面白さを更に発展し膨らませ増幅させた御伽草子は「壺の石ふみ」や「化物草子」等女性が大活躍し古歌や故事引用やパロディも豊富な後の文学に影響を与えたエネルギッシュな作品と言う事が解ります! 伊曾保物語はギリシャ時代以前のイソップ物語が日本に渡り日本の動物を身近に感じる風土に合った作品で特に江戸期に流行!2024/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
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