• ポイントキャンペーン

新潮日本文学アルバム
芥川龍之介

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106206139
  • NDC分類 910.268

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

79
本人の子供の頃から晩年までの写真、小学生の頃の作文や答案、手書きの原稿まで紹介されている。彼の几帳面な性格や絵画の才能、病弱ながらも子供の頃から優等生であったことがよくわかる。秀麗で若くして文壇の寵児となるも、次第に精神的に追い詰められていった。亡くなる前の1年間であった、義兄の自殺の後始末や友人の発狂などは彼をさらに追い込んだことだろう。それでも亡くなる前に、友人にデスマスクを描いてくれるように頼み、遺書も残し、原稿を書き上げていた几帳面さがつらい。菊池寛の弔辞の内容に涙する。2014/09/13

あいくん

15
☆☆☆☆1983年に出た本です。著者は関口安義さんです。アルバムですから写真がいっぱいです。アルバムにつけられた評伝は読み応えあります。隅田川の写真があります。 隅田川は芥川の心の故郷だったと書かれています。芥川は子どものころよく本を読みました。家の本箱の本を読んだり、貸本屋や図書館を利用します。子どもの心の愛読書は西遊記と水滸伝だそうです。一高時代の芥川は外国文学を読みます。ツルゲーネフ、イプセン、モーパッサンなどを読みます。新潮日本文学アルバムは他の作家のものも読んでみたいと思います。写真がいいです。2020/05/11

冬見

13
今年初めに新潮文庫と岩波文庫で芥川作品を読み、少し前に田端、両国を中心に芥川巡りをしたので、知識と記憶の補完に。2018/03/02

しずかな午後

10
芥川龍之介の人生を豊富な写真でたどる。25歳でデビューして36歳で亡くなってしまうのだから、作家生活は短いし晩年は神経衰弱でずっと苦しそうだ。そんな中であれだけ多彩な作品を生んだのだから、本質的にすごく「勤勉」な作家だなと感じた。また、幼稚園の頃の折り紙だとか、中学時代の数学の試験答案とか、よくもまあ残されているなと思った。2025/04/25

澤水月

9
丸谷才一「完璧なマイナー・ポエット」が白眉。若き天才が賛美される大正期、芥川は「アナトール・フランスの古典主義を浪漫主義的な村落の住人として学び喝采」されたが本来反浪漫主義の質、すぐ嫉まれた不運を俯瞰し記す。谷崎の小説「筋」論を印刷所で見て校正朱筆で一気に書いた真っ赤な「文芸的な、余りに文芸的な」原稿カラー写真も。平成研究泰斗の関口安義氏が評伝、岩波新書より(女性への目線など)「筆者持論」少なく読み易い。この叢書は百閒荷風ら長命でも一葉中也ら夭逝でも111p。初心者もマニアも発見ある、新刊また出回り嬉しい2023/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/488721
  • ご注意事項

最近チェックした商品