内容説明
犬江親兵衛は館山城を奪い返し、人質の里見義通を救い出す。しかし、妙椿の幻術に翻弄され、親兵衛には、浜路姫とのあらぬ疑いが降りかかる―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
51
第104回-115 回。守護神vs.軍師。後者の狙いが心の隙(不信)、前者の狙いは心の密(信)。「受動的vs.能動的」の対称性。素藤は前者のみ、義成は両者を体現。この差異が、学びにもつながる。孝嗣、存在感があるなぁ。仁が”梅の木”と対面。その思いは継承されたはず!登場順に、伏姫の短刀・小月像・義実の脇差。短刀がどうにもマイルストーン的に記憶に留まる。それにしても仁、どうにも金太郎を彷彿させる。巻末解説で知る丶大が禅師である理由に納得感。各種里美家軍記と共に『房総史料』は各種工程に必須也。2025/03/16
shunkichi
1
ちょっと魔法合戦の感じがでてきたかな。それはそれで面白いのだが、敵も同じような珠をもちだしびっくりした。伏姫のキックも驚いたなあ。親兵衛が少し強すぎなんで、お話に苦労してるようにも感じたな。2013/03/26
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