出版社内容情報
飛びすぎる金属バット、球数制限、暑さ対策、7回制の導入……。汗と涙と青春の舞台、甲子園をめぐっては近年、さまざまな問題が指摘されているが、「改革を阻む最大の元凶は高野連」との見方は根強くある。果たして、高野連は本当に「悪の総本山」なのか。関係者への綿密な取材と歴史の検証によって、高校野球を取り巻く「問題」の本質を探り、あわせて改革の方向性を提言する。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
甲子園を巡る様々な問題で「改革を阻む最大の元凶は高野連」との見方は根強くある。問題の本質を探り改革の方向性を提言する1冊。飛びすぎ金属バット、球数制限、暑さ対策、暴力問題といった深刻な課題は、現場の選手や指導者に負担を強いているものの、著者は問題の本質が不器用さと守旧派の重さにあるとし、甲子園という巨大コンテンツを持ちながら教育組織に固執しビジネス化を拒む姿勢は先細りを招くだけだと指摘する一方で、高野連が完全に無策ではなかったことを公平に描いている点もポイントで、現実的な提言も説得力があって良かったです。2026/08/07
AraganBase
0
野球専門のスポーツライター・広尾晃さんが、取材や文献をもとに、高野連を軸として高校野球を取り巻く問題を解説した一冊。高野連の成り立ちや歴代会長の対応の歴史を通じ、高校野球がどのように発展し、課題に向き合ってきたのかが分かります。甲子園という巨大コンテンツを支える仕組みや、組織が抱える限界にも触れ、今後の高校野球に必要な改革を考えるきっかけになる一冊です。2026/08/10
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