出版社内容情報
昭和百年とはいうけれど、歴史として語られる数々の出来事と、戦前、戦中、戦後にかけて自身が経験してきた事々は、重なるようでいてどこか重ならない。戦争と引揚げの記憶、貧しかった青春時代、かつての文壇での交友や歌謡曲の世界、そして逝きし人びとの声――連載十二年に及ぶ「週刊新潮」の人気エッセイから三十七話を厳選、忘れ得ぬ時代の原記憶が鮮やかによみがえる。
【目次】
内容説明
昭和百年とはいうけれど、歴史として語られる数々の出来事と、戦前、戦中、戦後にかけて自身が経験してきた事々は、重なるようでいてどこか重ならない。戦争と引揚げの記憶、貧しかった青春時代、かつての文壇での交友や歌謡曲の世界、そして逝きし人びとの声―連載十二年に及ぶ「週刊新潮」の人気エッセイから三十六話を厳選、忘れ得ぬ時代の原記憶が鮮やかによみがえる。
目次
流されゆく日々
昭和百年とはいうけれど
忘れ得ぬ記憶
歌は世につれ、世は歌につれ
文壇つかずはなれず
忘れ得ぬ人の面影
私の昭和時代
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932(昭和7)年福岡県生まれ。作家。早稲田大学露文科中退後、編集者などを経て『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊篇』他で吉川英治文学賞、『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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funuu
7
五木寛之さんが週刊新潮に書いたエッセイ。同じどこかで読んだ文もある。五木さんはあまり家族の話は書かない。母をが平壌から逃げる時の避難所で死んだようだ。そこで日本の赤ちゃんを売る話。その女性をソ連兵の夜の相手に皆で出す話もあった。この頃の話は本人も忘れようとして忘れたと言っている。人は人には言えない事はあるね。今も原稿用紙と万年筆で書く作家もあまりいないだろう。 冠二郎は毎年五木さんに手紙をくれたそうだ。 92歳テレビラジオにかかわり交友関係は広い。 子供はいない。経済的に不安で作らなかったそうだ2025/10/19
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