新潮新書<br> 古事記の正体

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古事記の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110993
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

本居宣長いらい、『古事記』は「大和心(やまとごころ)」、すなわち日本人の精神性の根源を伝える書として神聖視される。だが、その編纂の目的や経緯に関してはいまだ多くの謎がある。なぜ正史である『日本書紀』と別の史書が必要だったのか。なぜ五世紀後半で記述を終え、成立まで二百数十年の歴史を無視したのか――その裏には、天皇家と時の権力者・藤原氏への深い怨念がある。古代史研究の鬼才が「日本最古の書」の正体に迫る。


【目次】

内容説明

本居宣長いらい、『古事記』は「大和心」、すなわち日本人の精神性の根源を伝える書として神聖視される。だが、その編纂の目的や経緯に関してはいまだ多くの謎がある。なぜ正史である『日本書紀』と別の史書が必要だったのか。なぜ五世紀後半で記述を終え、成立まで二百数十年の歴史を無視したのか―その裏には、天皇家と時の権力者・藤原氏への深い怨念がある。古代史研究の鬼才が「日本最古の書」の正体に迫る。

目次

第一章 『古事記』序文に見る虚構(誰が何を目的に書いたのか;『日本書紀』は藤原体制づくりの手段 ほか)
第二章 『古事記』偽書説の構図(江戸時代からの偽書説の経緯;特殊仮名遣をめぐる論争 ほか)
第三章 『古事記』と重なるヤマト建国の真相(なぜ顕宗天皇で終わるのか;なぜ神話の舞台は出雲と日向だけだったのか ほか)
第四章 『古事記』に秘められた秦氏の怨念(安康天皇と雄略天皇;針間国に逃げた意祁王と袁祁王 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959(昭和34)年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mazda

63
ほぼ同時期に書かれた日本書紀と古事記ですが、日本書紀は親百済系の本で、藤原不比等が中心になって編纂され、古事記は親新羅系の本で、天武天皇を高く評価しているとされます。そもそも、古事記は廴ぼ同時期に書かれた日本書紀と古事記ですが、日本書紀は親百済系の本で、藤原不比等が中心になって編纂され、古事記は親新羅系の本で、天武天皇を高く評価しているとされます。そもそも、古事記は稗田阿礼の口伝で書かれたとされますが、本にすることで親天武派が命を狙われることを避けたともあり、政治的要素が絡んでいたことが分かります。2025/10/07

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