新潮新書<br> なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年

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新潮新書
なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年

  • 保阪 正康【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110948
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0221

出版社内容情報

国家を滅亡の淵まで追い込んだ「あの戦争」から八〇年、同時代史として語られてきた昭和史は、これから歴史の中へと移行する。二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇……時代を大きく変えた八つの事象を、当事者たちの思惑や感情を排して見つめ直す時、これまでの通説・定説とはおよそ異なる歴史の真相が浮かび上がる。いったい、日本人はどこで何を間違えたのか――昭和史の第一人者による衝撃の論考。


【目次】

内容説明

国家を滅亡の淵まで追い込んだ「あの戦争」から八〇年、同時代史として語られてきた昭和史は、これから歴史の中へと移行する。二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇…時代を大きく変えた八つの事象を、当事者たちの思惑や感情を排して見つめ直す時、これまでの通説・定説とはおよそ異なる歴史の真相が浮かび上がる。いったい、日本人はどこで何を間違えたのか―昭和史の第一人者による衝撃の論考。

目次

第一章 「昭和一〇〇年」とは何だったのか―左翼史観に歪められた歴史の見方
第二章 「あの戦争」とは何だったのか―大きな戦略に呑み込まれた日中・対米戦争
第三章 「二・二六事件」とは何だったのか―狂信者たちの目的は達成された
第四章 「東京裁判」とは何だったのか―平和と人道という名の下の復讐
第五章 「高度成長」とは何だったのか―経済官僚が挑んだ軍人への復讐戦
第六章 「田中角栄」とは何だったのか―大衆の生贄にされた無作為の社会主義者
第七章 「昭和天皇」とは何だったのか―時代の象徴にして人間天皇という二面性
第八章 「戦後八〇年」とは何なのか―言葉の呪縛と思考停止の時代

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939(昭和14)年北海道生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。『ナショナリズムの昭和』(和辻哲郎文化賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

68
盟友半藤一利が亡くなり、著者も80代後半になっており、ここで言い残しておこうという気持ちを強く感じる1冊。著者の「左翼」嫌いはご本人が公言してはばからないので有名だが、その背景も知ることができた。面白かったのは田中角栄への評価。腑に落ちるものがあった。また、明治以降の5人の天皇に対する見方も納得でき、こうした整理はいわゆる歴史研究者ではできないだろうなと思った。ただし冒頭の幕末のところで王政復古と大政奉還がごっちゃになっているのはちょっと。暴力革命というなら王政復古とすべき。編集者の手腕が問われる。2025/09/29

BUN

10
保坂さんの本は、何冊か読んで、深い洞察力と、あるがままに歴史を見る視点が好きです。この書籍にも、日中戦争から太平洋戦争に至る各国の思惑や田中角栄という人、天皇の2面性については、なるほどと思うところがありました。しかし、ところどころ、どこかはっきりと明言しないまま、暗に示して終わる部分も多く、消化不良感が残りました。分厚くなっても構わないので、もう少し、背景情報が乏しい人向けに、明確に断言してもらえればと思いました。2025/10/14

TI

8
なぜ日本人は間違えたのかとの題名だが内容はあまりそんな感じではなかった。著者は左よりかと思っていたが左に対してはかなり厳しい感じ。結局日本はアメリカにより開国されアメリカに対抗したまた叩き潰されまたアメリカの従属下にされ、それから離脱を考えた田中角栄をかなりかっているみたい。田中角栄が戦前の総理だったら戦争にならなかっただろうと。割に合わないから・・。そうなんだ。少し毛色がかわっていてよい。2025/09/14

たっとちゃん

4
内容の濃い現代史です。私たちは明治以降の現代史を学ばないままでした。この本はまさに大人のための現代史教科書です。思考停止にならずに、可能な限り事実を知る努力を行い、考え続けなくてはならない。それは、権利であり、義務でもあることを実感しました。2025/10/03

ヒトコ

4
今を生きる自分にとって中々厳しい指摘をされたと感じ、今後こういう書き手はもう出て来ないという事を危惧した。 著者は自国での戦争の記憶があり、60年安保を経験し、戦中体験者の直接の声を多く聞くことが出来た世代である。 本人の資質だけではなく、それも大きな事だと思う。 「九条の会」に入らない理由として、「平和憲法」と謳い上げる疑問と「戦後」という言葉の傲慢さとの一体化を感じる事をあげているが、 単純に「戦後」を生きていると思うことで80年前の戦争を忘れない気になっていた自分には、とても耳に痛く印象に残った…。2025/08/23

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