新潮新書<br> 「まさか」の人生

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「まさか」の人生

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110894
  • NDC分類 281
  • Cコード C0236

出版社内容情報

大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者――。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。

内容説明

大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者―。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。

目次

「ぷよぷよ」生んだ会社がはじけ、消えたワケ 名物プログラマー社長の人生は52歳で振り出しに戻った
山一No.1営業マン、再就職先では「最低なサラリーマン」に 「人の山一」が自慢だった、ならば自分がプロになって助けよう
文民警官がまいた種―息子はカンボジアに殉じた 不意の来客が日本語で伝えてくれたこと
「野茂をメジャーに流出させた」300勝投手、名監督にあらず 「負けてよかったと思える日が必ず来る。投げたらアカン」
技術は負けていなかった 「一太郎」vsマイクロソフト「ワード」 伝説の女性プログラマーが挑み続ける日本語入力
分離手術を受けたドクさんは、ベトさんを失った 「ベトを犠牲にここまで来た」「長くは生きられない」
日本初の生体肝移植、執刀医の「決断」 「時間がない。私がすべて責任を取る」1歳児、緊急手術のその後
裏切られた名監督 関東学院大学ラグビー部の綻び 「あいつらを恨むのではなく、大麻を恨め」
「あの日」「あの日々」を越えて 三陸鉄道はまだやれる 「都会の鉄道じゃないんだから、『第3セクターなめんなよ』って」
中国で突然拘束、2279日間の苦難 日中の架け橋として30年、目を向けてこなかった中国の現実
初の「セクハラ訴訟」原告A子が実名を名乗った日 「証人を殴りました」―誰もがこの訴訟は負けると思った
「お前はグルか、バカか」〈神の手〉にだまされた研究者の20年 日本の旧石器研究が「いかにダメだったか」研究者の意識は変わった
女子よ見てくれ!「ウォーターボーイズ」部員たちの進路 「誰もやっていないことに挑戦する精神は、水泳部で学んだ」
銀座に上陸したマクドナルド1号店、お客が来ない日々 「行儀が悪い」立ち食いを、「おしゃれ」に変えた店長の奮闘
「甲山事件」逮捕された「悦っちゃん先生」の50年 「法は私を守ってくれるんじゃないんですか」
運営ミスで失格 目前で「五輪内定」を逃した競歩エース 向き合うことにした「相性最悪」の新コーチ
「地下鉄サリン事件」が出発点、警視庁初の科学捜査官 「科学には意思がない。容易に犯罪に利用されてしまう」
箱根駅伝、途切れたタスキ 再び「山登り」に挑んだ順大4年生 あの場所でまた、足の力が抜けた感覚があった
「懸賞生活」乗り越え 喜劇俳優の「自分だからこそできること」 古里の復興へ誓い 未知なる挑戦
挑戦者2万人「アメリカ横断ウルトラクイズ」優勝者の覚悟 「知識だけでなく、人間の対応力そのものを試すのがウルトラだ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

120
不運や失敗による「まさか」に出会った人たちのその後を追う読売新聞の連載「あれから」の中から、誰もが覚えている有名な20の物語が紹介されている。でも、当事者にいつまでも付き纏い、事件を蒸し返し、「あれから」を世間に晒すのは、正しい行為なんだろうか。確かに、記事は暴露趣味的でなく一定の社会性はあるし、執筆者を明記する読売新聞さんの姿勢はフェアだとは思う。でも、何か割り切れない。マスコミの問題というのではなく、過去の事件の当事者の現在の姿を覗き見たいと思ってこんな本を手にした自分のゲスさに、腹が立つのである。2025/08/17

kinkin

102
過去にいろいろな意味で話題になった出来事や人について、その後どうなったのか、20話が紹介されている。山一證券の営業マンだった男性、ベトちゃんドクちゃん、日本初の生体肝移植の執刀医、中国で突然2279日間拘束された男性、旧 石器時代遺跡の捏造事件、銀座のマクドナルド1号店が開店した日、甲山事件、アメリカ横断ウルトラクイズに参加した男性、他。すっかり忘れていたことも多かった。読んでいるとタイトルのように「まさか」ということが誰しもあるかもしれない。まさかは人生にはつきものなのだろうか。図書館本2025/07/09

ma-bo

86
読売新聞社会部「あれから」取材班。2022年に刊行された「人生はそれでも続く」に続く第2弾。ニュースの「あの人」はいまどうしているのか。読売新聞に連載されたものを書籍化。ぷよぷよを生んだ社長、分離手術を受けたドクさん、遺跡発掘<神の手>にだまされた研究者、懸賞生活なすびさん、アメリカ横断ウルトラクイズの優勝者etc…その渦中にあって何を思い、その後も続く人生をどう生き抜いてきたのか2025/11/08

シャコタンブルー

53
20編の中では旧石器時代遺跡の捏造事件が衝撃だった。まさかあんな単純な手口に専門家達が騙されるとは・・騙された研究者のその後の人生観と潔さに救われる思いがした。「中国で突然拘束、2279日間の苦難」説明もなく理由も分からず6年余りも拘束された鈴木英司さんの恐怖は凄まじく恐らく死を意識した瞬間もあっただろう。その後中国に滞在することの危険性や警鐘を鳴らすことの意義ある活動は称賛しかない。本日アステラス製薬の社員がスパイ罪で懲役3年6月の判決だったが怒りしかない。すでに拘束された邦人は17人に及ぶ。2025/07/16

まゆまゆ

15
人々の記憶に残る体験をした当事者20人のエピソードとその後の人生を紹介した新聞の企画をまとめた内容。どのエピソードもかつてニュースで見聞きした内容が多く興味深く読めた。セクハラ裁判や生体肝移植といった日本初の当事者となったエピソードが印象に残ったかな。2025/11/13

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