出版社内容情報
2024年の米大統領選に、トランプが帰ってくる。前回選挙の敗北を受け入れず、司法当局の追及も受ける男に、なぜ国民は再び熱狂するのか。国外から見れば不可解な現象も、支持者の声にじっくりと耳を傾けると、その正体が浮かび上がる。トランプ支持には相応の論理があり、共感を呼ぶものも少なくない。選挙が終わっても国民を分断する価値観の衝突は終わらない。アメリカの「今」を解き明かす第一級レポート。
内容説明
二〇二四年の米大統領選に、トランプが帰ってくる。前回選挙の敗北を受け入れず、司法当局の追及も受ける男に、なぜ国民は再び熱狂するのか。国外から見れば不可解な現象も、支持者の声にじっくりと耳を傾けると、その正体が浮かび上がる。トランプ支持には相応の論理があり、共感を呼ぶものも少なくない。選挙が終わっても国民を分断する価値観の衝突は終わらない。アメリカの「今」を解き明かす第一級レポート。
目次
第1章 トランプか、バイデンか―終わりなき「係数ゼロ」の非難合戦
第2章 保守か、リベラルか―若年世代の教育を揺るがす「文化戦争」
第3章 「私たち」か、「彼ら」か―浸透する陰謀論とキャンセル・カルチャー
第4章 選挙不正か、民主主義の危機か―ぶつかり合う「正義」の合わせ鏡
第5章 ファクトか、フェイクか―ピンクスライム・ジャーナリズムの勃興
第6章 共和党か、民主党か―アイデンティティ政治が加速させる分断
終章 想像を超える分断と向き合う
著者等紹介
辻浩平[ツジコウヘイ]
NHK報道局国際部記者。早稲田大学政経学部卒。エルサレム支局長、政治部などを経てワシントン支局(二〇二〇~二三)でホワイトハウスを取材。現ウラジオストク支局長。英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所では客員研究員としてメディアの信頼性について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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