新潮新書<br> 教養としてのイギリス貴族入門

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教養としてのイギリス貴族入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110344
  • NDC分類 361.81
  • Cコード C0222

出版社内容情報

世界で唯一の貴族院が存続する国、イギリス。隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少――幾度もの危機に瀕しながらなお、大英帝国を支え続ける貴族たちのたくましさはどこから生まれたのか。「持てる者」の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫る。イギリス研究の第一人者が明かす、驚くべき生存戦略。

内容説明

世界で唯一の貴族院が存続する国、イギリス。隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少―幾度もの危機に瀕しながらなお、大英帝国を支え続ける貴族たちのたくましさはどこから生まれたのか。「持てる者」の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫る。イギリス研究の第一人者が明かす、驚くべき生存戦略。

目次

第1章 イギリス貴族の源流と伝統(貴族の誕生;イングランド貴族の起源 ほか)
第2章 歴史の担い手としてのイギリス貴族(議会政治の支配者として;外交と帝国の中枢として ほか)
第3章 栄枯盛衰のイギリス貴族史(デヴォンシャ公爵家;ソールズベリ候爵家;グレイ伯爵家;アスター子爵家;バイロン男爵家)
第4章 現代に息づくイギリス貴族の影響(貴族たちのたそがれ―農業不況と相続税;第一次世界大戦の余波―貴族政治から大衆民主政治へ ほか)
第5章 二〇世紀のイギリス貴族たち(ヒューム・オブ・ハーセル(一代)男爵
オルトリンガム男爵家
マウントバッテン女性伯爵)

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967(昭和42)年東京都生まれ。関東学院大学国際文化学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(サントリー学芸賞受賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

43
世界で唯一の貴族院が存続する国イギリス。持てる者の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫った1冊。イギリス貴族はどのようにして生まれたのか。議会政治の支配者、外交と帝国の中枢、経済の牽引役、地域社会の要、文化の発信者といった歴史の担い手として、著名な公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵家をそれぞれ紹介しながら、隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少といった過酷な状況を現代まで生き延びてきたイギリス貴族の凄みを垣間見る思いでした。2024/04/18

ピオリーヌ

16
2024年の刊。貴族の五つの爵位の(公・候・伯・子・男)紹介がイングランドと大陸諸国との相違も交えて紹介される。伯爵について、イングランドではearl、ヨーロッパ大陸ではcountが使われる。この両者は語源からして異なる。ここで格闘家マイケル・ビスピンを思い出す。イギリス人ビスピンの渾名はthe countであり、先祖が貴族であったことからの渾名だという。ならばビスピンの渾名は本来the earlであるべきでは?と思い調べたところビスピンの父方の祖父がポーランド貴族であり、ポーランド侵攻の際にイギリスに2025/04/08

takaC

15
面白いけど読みにく。2024/05/01

aisu

13
マンガ「エロイカより愛を込めて」を初めて読んだ時、ん?イマドキまだ「伯爵」?とそこに引っかかった。当時はスマホですぐ調べることも出来なくて。うん10年経って再読、スマホで調べたらイマドキまだいる…というか、英国ではガッツリあるのですね、貴族制度。そんなイギリスの今の貴族を、始まりから歴史、現代の様子まで説明してくれる本。人類皆平等の(筈の)現代にこれ程に順列つけていいのかしらと思うほど(余計なお世話ですけど)。エリザベス1世のセシルあたりは興味深かった。2024/12/29

11
貴族というと歴史としてはノスタルジーを感じぜすにいられない語ではあるが、イギリス貴族は大陸の貴族とは全く異なり、未だに存在感を持っている階級といえる。特に19世紀までの政治的な存在感には目を見張るものがある。後半は印象的な貴族について述べたいわば列伝といったところ。私の推しは金銭的にはそれほどでなくとも政治家として存在感を出したソールズベリー家。イギリス(イングランド)の歴史を学びたい方には有力な副読本といえる。2024/07/28

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