新潮新書<br> 歴史は予言する

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新潮新書
歴史は予言する

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110214
  • NDC分類 304
  • Cコード C0221

出版社内容情報

「1秒遅れの時計は永遠に合わない。しかし、止まっている時計の針は必ず合う」。現代人はインターネットやSNSを駆使して「最新の情報」を追い求めるが、すべての情報はどんなに速くても「1秒遅れ」で届く。一方、止まった時計は一日に二度、正確に“今”を指し示す。未来を見通すには、現在を追いかけるより過去を振り返るほうが有効なこともある。週刊新潮の看板コラム『夏裘冬扇』待望の書籍化。

内容説明

「1秒遅れの時計は永遠に合わない。しかし、止まっている時計の針は必ず合う」。現代人はインターネットやSNSを駆使して「最新の情報」を追い求めるが、すべての情報はどんなに速くても「1秒遅れ」で届く。一方、止まった時計は一日に二度、正確に“今”を指し示す。未来を見通すには、現在を追いかけるより過去を振り返るほうが有効なこともある。週刊新潮の看板コラム『夏裘冬扇』待望の書籍化。

目次

1 天皇制はどう変わるのか―人間的な、余りにも人間的な
2 宰相と政治は何をめざすのか―令和おじさんから暗殺者まで
3 国民生活をどう守るのか―下意上達にブラヴォーを
4 災厄とどう向き合うか―コロナ禍と日本的心性
5 時代の申し子は何を遺したか―戦後への墓碑銘
6 極東の「持たざる国」の処し方は―「いつか来た道」の幻影
7 歴史はやはり繰り返すのか―鳴呼、ロシア・ウクライナ戦争

著者等紹介

片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
1963(昭和38)年生まれ。思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、同大学法学部教授(専門は政治思想史)。著書に『音盤博物誌』(吉田秀和賞、サントリー学芸賞)、『未完のファシズム』(司馬遼太郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

116
週刊新潮に連載コラムのセレクション版。週刊誌の連載というと埋め草のような駄文が多い中で、流石に片山先生、歴史が予言しているかのような、成程というヒントが散りばめられている:なぜヒトラーはスイスを攻めなかったか。プーチンはネフスキー、習近平はパドゥというタタールの軛。ロシアにとってのウクライナはアメリカのカリブ海(キューバ危機)。地球祖国主義はトロツキー的。朝鮮半島をめぐる日本の外交史。大川周明の「インド人よ来たれ」など。コラムの最後の一文が、落語のオチのような本音で締め括られるのも魅力で、面白く読める。 2024/03/05

ahwai55555

7
全体的に軽いタッチのコラム集だが、恐るべき教養の深さを感じる記述も多く、感心するばかりだ。本書コラム「少子化すると蛮族が来る!」で、フランスの歴史家ショーニューという人の、ローマ帝国滅亡の原因が人口減少にあったという説を初めて知ったが、文系国家の軟弱さの行きつくところを言い当てているようで、日本や西側諸国の未来を暗示しているようだ。このコラムだけでも十分読む価値があった。2024/06/18

hiyu

3
主張したいことは伝わってくるし、その背景となった事柄への知識も凄いと感じさせる。ただすべてではないのだが、オチの一言の中でちょっと相いれないなという部分も感じさせられた。2024/11/11

NyanNyanShinji

3
過去起きたことすなわち歴史を読み解き、それを現在に対比させながら、今はどういう状況か?未来はどうなるのかを考える。それが著者の片山氏の手法だ。元々当時の時事を話題を題材とした連載物の再編で皇室、政治家と国際状況などに分別されているので著者の主張がわかりやすい。その中でも『昭和の墓碑銘」と名付けられた一章は、志村けんや瀬戸内寂聴と多士済々で故人を悼みつつ彼ら彼女らの生きた時代を断面的に描いていてためになった。2024/10/05

じろう

3
片山さんはファシズムの本なんか書いているから左寄りの人かと思っていたら、これは週刊新潮の連載コラム。過去には週刊SPAにも連載したことがあるというから保守ど真ん中。でも安倍晋三は評価してないようです。日清戦争では恩賜の煙草、日露戦争では恩師の義肢、安く上げるためのアベノマスクもいわば形を変えた恩賜のマスク。しかも二枚、二枚。2024/06/08

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