出版社内容情報
テロリストはネットやTVなどのメディアで存在をアピールし、主義主張を宣伝する。メディアはそれを報じ、PVや視聴率、部数を稼ぐ。これはもはや“共生”どころか“共犯”関係である。あさま山荘事件、アメリカ大使館人質事件、地下鉄サリン事件から直近の安倍晋三元首相、岸田文雄首相襲撃事件までテロの歴史を俯瞰し、“負のスパイラル”を脱する道を探る。大きな話題を呼んだ原著に大幅な加筆をした決定版。
内容説明
テロリストはネットやTVなどのメディアで存在をアピールし、主義主張を宣伝する。メディアはそれを報じ、PVや視聴率、部数を稼ぐ。これはもはや“共生”どころか“共犯”関係である。あさま山荘事件、アメリカ大使館人質事件、地下鉄サリン事件から直近の安倍晋三元首相、岸田文雄首相襲撃事件までテロの歴史を俯瞰し、“負のスパイラル”を脱する道を探る。大きな話題を呼んだ原著に大幅な加筆をした決定版。
目次
序章 安倍元首相銃撃事件がもたらしたテロリズム新時代
第1章 「撃つなアブドゥル!まだゴールデンタイムじゃない!」
第2章 北京オリンピックは「テロの舞台」だった
第3章 テロリズム時代の到来―9・11テロ事件とオウム
第4章 政治的コミュニケーションとしてのテロ―一九七〇年代以前
第5章 恐怖と不安を充満させるテロリズム―一九八〇年代
第6章 テロとメディアの共生関係―一九九〇年代
第7章 政府・企業による監視社会へ―二〇〇〇年代
第8章 テロリズムに対してメディアはどうあるべきか
終章 根本療法が求められるテロ対策
著者等紹介
福田充[フクダミツル]
1969(昭和44)年兵庫県西宮市生まれ。日本大学危機管理学部教授、同大学院危機管理学研究科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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