出版社内容情報
ウクライナは、国内で人気のSNSがロシアのサーバーにホストされているほど「サイバー意識低い系」だったが、二〇一四年にクリミアを奪取され、その後もロシアによる攻撃が止まない現実を前に徐々に覚醒していった。政府データのクラウド化など防御策と、米軍サイバー部隊との連携やIT軍の創設などの攻撃策を組み合わせ、ロシアと互角以上に戦っている。サイバー専門家によるリアルタイムの戦況分析。
内容説明
ウクライナは、国内で人気のSNSがロシアのサーバーにホストされているほど「サイバー意識低い系」だったが、二〇一四年にクリミアを奪取され、その後もロシアによる攻撃が止まない現実を前に徐々に覚醒していった。政府データのクラウド化など防御策と、米軍や大手IT企業との連携、IT軍の創設などの攻撃策を組み合わせ、ロシアと互角以上に戦っている。サイバー専門家によるリアルタイムの戦況分析。
目次
第1章 「クリミア併合」から得た教訓
第2章 サイバー戦の予兆:二〇二一年秋~二〇二二年二月
第3章 サイバー戦の始まり:軍事侵攻前日~二〇二二年六月
第4章 重要インフラ企業の戦い
第5章 ロシアは失敗したのか
第6章 発信力で勝ち取った国際支援
第7章 ハッカー集団も続々参戦
第8章 細り続けるロシアのサイバー人材
第9章 台湾有事への影響
著者等紹介
松原実穂子[マツバラミホコ]
NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト。早稲田大学卒業後、防衛省に勤務。フルブライト奨学金を得て、米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)に留学し修士号を取得。シンクタンク勤務などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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