出版社内容情報
人口減少、災害対策、DXの発展、医療財政、教育システム、宗教法人、皇室の存続――日本は長い間、解決すべき問題を抱え続けてきてしまった。世界が再び混迷の時代に突入する中、それらは「時限爆弾」として我が国を脅かす。本書では各分野を代表する十四人のプロフェッショナルと本気で語り合い、日本の、そして個人の生存戦略を考える。問題を解決する時間はもはや残されていないのだ。
内容説明
人口減少、災害対策、DXの発展、医療財政、教育システム、宗教法人、皇室の存続―日本は長い間、解決すべき問題を抱え続けてきてしまった。世界が再び混迷の時代に突入する中、それらは「時限爆弾」として我が国を脅かす。本書では各分野を代表する十四人のプロフェッショナルと本気で語り合い、日本の、そして個人の生存戦略を考える。問題を解決する猶予はもはや残されていないのだ。
目次
数学・人工知能 新井紀子―DXで仕事がなくなる時代をいかに生き抜くか
土木工学・社会工学・思想 藤井聡―巨大地震とデフレが日本を滅ぼす前に
マーケティング 三浦展―男性は結婚できると中流意識が持てる
経済学 中谷巌―資本主義にいかに倫理を導入するか
人口学 河合雅司―人口減少が進む日本で「戦略的に縮む」方法
教育学 柳沢幸雄―毎年1000人海外へ「現代の遣唐使」を作れ
経済学 岩村充―変容する資本主義と経済成長時代の終焉
経営学 菊澤研宗―人間は「合理的」に行動して失敗する
皇室論 君塚直隆―現代の君主制には国民の支持が不可欠である
会計学 八田進二―「禊」のツールとなった「第三者委員会」再考
仏教学 戸松義晴―仏教は「家の宗教」から「個の宗教」へ向かう
イノベーション論 清水洋―「野生化」するイノベーションにどう向き合えばいいか
医学 國頭英夫―財政破綻を目前に、医療をいかに持続可能にするか
小説・評論・文学 五木寛之―「老大国」日本が目指すは「成長」でなく「成熟」
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年東京都生まれ。作家。同志社大学大学院修了。85年外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年背任・偽計業務妨害容疑で逮捕(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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