新潮新書<br> 官邸官僚が本音で語る権力の使い方

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官邸官僚が本音で語る権力の使い方

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109898
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

総理大臣には働いてもらわなければならない。それも最初から、全力で。しかし、巨大タンカーのごとき日本政府を操るにはコツが必要だ。政治家の意思で、霞が関は動かせるのか。そして「本物の有事」に直面した時、政治は自衛隊などの実力部隊をコントロールできるのか。歴代最長の安倍政権で内政・外政・危機管理の各実務トップを務めた官邸官僚が参集し、適切な権力行使のための「官邸のトリセツ」を公開する。

内容説明

総理大臣には働いてもらわなければならない。それも最初から、全力で。しかし、巨大タンカーのごとき日本政府を操るにはコツが必要だ。政治家の意思で、霞が関は動かせるのか。そして「本物の有事」に直面した時、政治は自衛隊などの実力部隊をコントロールできるのか。歴代最長の安倍政権で内政・外政・危機管理の各実務トップを務めた官邸官僚が参集し、適切な権力行使のための「官邸のトリセツ」を公開する。

目次

第1章 官邸主導の虚実
第2章 危機管理への対処
第3章 安全保障の司令塔としての官邸
第4章 予算編成、財政、通商問題
第5章 インテリジェンス
第6章 メディアと戦略コミュニケーション
第7章 内閣官房と内閣府の役割分担

著者等紹介

兼原信克[カネハラノブカツ]
1959年生まれ。元内閣官房副長官補(外政担当)

佐々木豊成[ササキトヨナリ]
1953年生まれ。元内閣官房副長官補(内政担当)

曽我豪[ソガタケシ]
1962年生まれ。朝日新聞政治部編集委員

〓見澤將林[タカミザワノブシゲ]
1955年生まれ。元内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

9
ややおどろおどろしい書名だが、真面目&率直に、官邸&幹部官僚、政治家&政治メディアの改革案を議論した意欲作。座談会メンバーの経験に縛られている面があり、かつ、人選上、安保やインテリジェンスに偏りはあるが、メディアさえあまり報じない日本の弱点を鋭く見つめている点は評価できる。朝日の曽我編集委員も、政局・政策報道の一体化、キャリアパスの脱タコツボ化など、真摯に報道の課題に向き合っている感じがある。いずれからも理解できるのは、役人も記者もタコツボから脱して、海外の実情を含めて広く俯瞰する視点を持てということ。2023/06/25

Masayuki Shimura

4
【私が一番問題だと思うのは、内閣人事局で登録しているプールの中に本当に適材がいるのか、という点です】(文中より引用)・・・・・当事者による回顧録が少ない日本において、官邸という政権の中枢から見える景色を語った本書がとても貴重。政治改革が道半ばであると同時に、当事者たちとして「待ったなし」の焦燥感に駆られていることがよくわかる対談本でした。2023/04/05

カツ丼

3
伊藤博文や吉田茂など歴史に残る総理の在位最長記録を更新した安倍総理を側近として支えて、多くの見聞や課題をまとめた懇談形式で記録したもの。リアル感があり、国家存亡などリスク管理を中心に焦点を当てており、多くの人の参考になると思う。2024/05/16

meòrachan

3
官僚はきっとこう考えているんだろうな,ということがおそらくわりと素直に書いてあると思いました.本というスタイルではなくて良いので局長級,無理ならもう少し上以上の役職で退職した全ての官僚が,一定程度インタビューを残してそれが読めるようになったら面白いな,と思いました.政治家のオーラルヒストリー同様に盛った話で構わないから.広報と情報公開の境界がよくわかっていない某庁で,やってくれないかな.案外できそうな気がします.ところで記者であった曽我さんの取材エピソードって日本のスタンダードな手法なんですかね2023/08/13

3
タイトルで損をしている気がする。これも「女医が教える~」のパロディに入るんだろうか。それはともかく、議論の中身に賛同するかどうかは別として(たとえば官僚の「やりがい」論は、そりゃ官邸官僚はそう言うでしょ、と思う)、現在の政府の意思決定や肌感覚が伝わってきてよかった。本書の意図通り、何かしらの実務につく人が副読本として参考にしたりするのがいいかもしれない。2023/07/05

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