新潮新書<br> 脳の闇

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新潮新書
脳の闇

  • 中野 信子【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109836
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0240

出版社内容情報

ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい――集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!

内容説明

ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい…集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ―自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!

目次

第1章 承認欲求と不安
第2章 脳は、自由を嫌う
第3章 正義中毒
第4章 健康という病
第5章 ポジティブとネガティブのあいだ
第6章 やっかいな「私」
第7章 女であるということ
第8章 言語と時間について

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
1975(昭和50)年東京都生まれ。脳科学者、医学博士。東京大学工学部応用化学科卒。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。現在、東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちゃ

93
脳科学と著者である中野信子さんに興味があって手にした一冊。脳科学の知見について目新しいものは、それ程多くはありませんでした。しかし、著者自身の人生と脳科学の知見を通した「人間の厄介さ」の論考は興味深いものでした。自分自身の厄介さを見直す切っ掛けになればと思います。【章立て】承認欲求と不安/脳は、自由を嫌う/正義中毒/健康という病/ポジティブとネガティブのあいだ/やっかいな「私」/女であるということ/言語と時間について2023/04/02

tamami

84
月刊誌に長期連載された論考をまとめたもの。「承認欲求と不安」「正義中毒」「ポジティブとネガティブのあいだ」「やっかいな「私」」等々のテーマについて、著者は時には自分が経験した事例を引きながら、時には心理学実験の結果を根拠に、話を進めていく。ただ、本書における著者の説明は必ずしも分かり易いとは言えない、と思っていたら、あとがきに「本書を理解することが困難な人がもしいたとしたら、あなたの知的水準がいまいちなのは私のせいではないので…」と書かれていて、そうですか中野さん、どうぞお好きなように、と思ってしまった。2023/03/11

本詠み人

80
中野信子さんの本を追っかけています。今作はいつもよりダークな感じ(毒舌?🤭)が顕になっています。そしていつもよりご自身のことを詳らかにしていて、こんなにも頭が良く、綺麗で、脳の働きが分かっている人でも脳を制御しきれないのだ。そんな弱さ(苦悩ややるせなさ)を感じた…それがとても人としてチャーミングで興味深い。2023/07/13

岡本正行

78
 テレビでよく観る、なんやかやでいろいろな意見を述べる賢そうな人、単に評論家、ましてやいま流行のお笑いでテレビではしゃぐタレントでもない。でも賢そう。やはり東大理系出身、この本には、専門的な用語や素人にわからない言葉は少ない。脳、医学の専門家ではないみたい、でもいろいろなことがなるほどと頷ける。医学博士でもある、人間をただ動物として扱うだけでなく、生きた人間として脳を説明、解明しているところが面白い、一読に値する。この人の本を探して読もう・2023/11/30

よしたけ

62
タレントとしても著名な脳科学者著。エッセイ調取りつつ脳働きと向き合い方を考察。騙されやすいる時は自分自身を俯瞰するメタ認知力低下中(疑う・慣習を捨てるのは脳に高負荷)、身体と心の反応が異なると心は身体に合わせる(ハイルヒトラーは理に適う)、男性はステータスとテストステロンが密接に絡み合う(銃・スポーツカー→テストステロン増)、批判を受容し苦しむくらいなら無視すべき…。「ブレイクすることは馬鹿に見つかること」とは有吉氏名言、この本はバカには読めない本、など社会に迎合しない同氏の姿勢は単純に格好良い。2023/11/29

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