出版社内容情報
上司に、部下に、同僚に「認められたい」――。その気持ちが、あなたを追い詰める原因だった。
内容説明
ムダな出社を命じられる、在宅勤務なのに疲れる、新人が職場に馴染まない。コロナの感染拡大が落ち着くと、多くの企業は瞬く間に出社へと切り替えた。日本でリモート改革が進まない原因は閉ざされた組織に巣くう特異な「承認欲求」にある。誰もが持つ認められたい気持ちをコントロールし、満たされるにはどうすればいいのか―組織研究の第一人者が、日本的「見せびらかし」文化の挫折と希望を解き明かす。
目次
序章 テレワークの普及を阻む、最大の「壁」(「日本的な働き方」のナゾを解く、二つのキーワード;テレワーク生活で気づいたこと;そしてメンタルにも支障が;薄れる管理職の存在感;社内の勢力図が変わった;日本の弱みを強みに変えられるか)
第1章 「テレワークうつ」の正体は承認不足(なぜ出社しないと不安になるのか?;テレワークで気づいた会社の存在感)
第2章 「見せびらかし」文化の罪(やる気の原動力は「見せびらかし」?;「働き方改革」と生産性向上の足を引っ張る承認欲求;承認の相互依存がゆがめる人事)
第3章 「見せびらかし」から「チラ見せ」へ(奪われた「ハレの舞台」;「チラ見せ」に長けたZ世代も…)
第4章 テレワークで反転攻勢に…そのカギは(日本人の価値観も「ハイブリッド型」に;消える承認の「床」と「天井」、そして「壁」;副業が「個」を解き放つ;日本人が捨てるもの、生かすもの)
著者等紹介
太田肇[オオタハジメ]
1954(昭和29)年、兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授。神戸大学大学院修了。京都大学経済学博士。専門は組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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