出版社内容情報
「川の流れのように」から「Lemon」まで、30のヒット曲を分析し、時代の実像に迫る力作評論。
内容説明
平成とは、どんな時代だったのか―。「川の流れのように」から「Lemon」まで、各年を象徴する30のヒット曲から時代の実像に迫る。ミリオンセラー連発の90年代、音楽産業が大きく変化した00年代、新たな流行の法則が生まれた10年代…。小室哲哉からミスチル、宇多田ヒカル、SMAP、星野源まで、いかにしてヒット曲は生まれ、それは社会に何をもたらしたのか。ヒットの構造を分析し、その未来をも占う画期的評論。
目次
第1部 ミリオンセラーの時代―1989(平成元)年~1998(平成10)年(昭和の幕を閉じた曲―1989(平成元)年の「川の流れのように」(美空ひばり)
さくらももこが受け継いだバトン―1990(平成2)年の「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)
月9とミリオンセラー―1991(平成3)年の「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正) ほか)
第2部 スタンダードソングの時代―1999(平成11)年~2008(平成20)年(台風の目としての孤独―1999(平成11)年の「First Love」(宇多田ヒカル)
失われた時代へのレクイエム―2000(平成12)年の「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)
21世紀はこうして始まった―2001(平成13)年の「小さな恋のうた」(MONGOL800) ほか)
第3部 ソーシャルの時代―2009(平成21)年~2019(平成31)年(国民的アイドルグループの2つの謎―2009(平成21)年の「Believe」(嵐)
ヒットの実感とは何か―2010(平成22)年の「ありがとう」(いきものがかり)
震災とソーシャルメディアが変えたもの―2011(平成23)年の「ボーン・ディス・ウェイ」(レディー・ガガ) ほか)
著者等紹介
柴那典[シバトモノリ]
1976(昭和51)年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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